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高所作業ってなに?第2話

高所作業研究室の室長のKENです!

さて第1話では『高所作業』が『作業』と名が付いているが、“目的”ではなく”手段”である事について書きました。

では、“手段”であることは何が問題なのか??について考えて行きます。

まずは構造上の問題について…

例えば、塗装。第1話でも書きましたが、お客様はA社に自分の建物を『塗装』して下さいと依頼します。『塗装』はお客様にとっても、依頼を受けるA社にとっても“目的”となり、そこにお客様は対価を支払っています。

どうやって塗装をするかの“手段”についてはお客様にとっては、正直興味がないところで、値段が安いに越したことはないと言ったところでしょう?

ここでA社は足場や高所作業車、脚立、梯子、ロープアクセス等の“手段“も含めて提案をします。

実はこの“手段”にも大きな費用がかかります。

言われんでも知ってるわ!!と思いますね。

しかし、お客様はここにはお金を払いたがりません。気持ちは分かります。

で、どうなるかと言うと、この“手段”に対しては適正な価格を取れず、結果もちろん必要な教育や資機材へ適正な投資が出来なくなります。

特に建設業の様な縦軸の次数多重下請け構造では、末端の作業を行う会社に安全や教育に投資するお金は下りてきません。

仮に“手段”である『高所作業』であっても『作業』である以上、質の高い人材を育て、適正な装備を使用し、そのスキルに対して適正な対価を取るべきなのだと思います。

私は『安全への投資』や『ハイスペックなスキル』は、お菓子に付いてる『おまけ』の扱いなのだと感じることが多いです。

この長年掛けて培われて来た思考回路はそうそう変わることはないでしょう。

私は講習会で『あなたはどうやって安全は手に入れますか?』と質問します。

多種多様な回答が出てきますが、私の答えは明確。

『お金で買う物です。』

情報、時間、道具、作業のひと手間…等々すべて買うことは出来ます。

ごちゃごちゃ悩んでいる人の多くは、学ぶ事に時間は割かない、講習代が高いと文句を言う、お客さんにちゃんと説明するのが面倒なので、はしょって作業をして自分がもらう金額に自分の作業を合わせる、ではないでしょうか?

私の結論:“手段”である『高所作業』もれっきとした『プロが行う作業』であり、ちゃんと投資すべき『作業』だと思う。

第2話では、『安全』へ適正な投資が出来ない構造上の問題について書いてきました。

次回第3話は『人』に注目して考えて行きます!!

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